院長メッセージ
医療の形態は様々です。大学での研究も大切ですが、次のステップを望まれる方には私どものような第一線の病院をお勧めしたいですね。第一線の病院には使命があり、医師には説明責任や治療責任が強く求められます。最近は接遇という言葉もよく聞かれますが、接遇とは患者さんを持ち上げることではありません。患者さんは検査や診断の結果に対して、きちんとした説明を求めているのです。若い先生方はなかなか「専門ではない」と言えないようですが、患者さんに嘘をついてはいけませんし、知識のなさゆえに患者さんに不利益をもたらすようなことがあってもいけません。
私は胸部外科に入局しましたので、心臓だけでなく、肺も学びました。縦郭腫瘍の手術なども積み重ね、やれと言われたことは何でもやったのですが、そういうベースがあったからこそ、どこの病院でもチーム医療ができたのではないかと思っています。医療への要求が高まっていますから、若い先生方にとっては大変な時代ですが、医師は一生、勉強を続けることが使命だと思います。
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