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横浜市西北部にある地域密着型病院
横浜逓信病院

病院の特色

1. 第一内科

 第一内科は主に一般内科と生活習慣病疾患を扱っている。国見基瑩部長以下、5人の非常勤医師が在籍しているが、それぞれが高血圧、腎臓、透析、呼吸器、老年医学と幅広いサブスペシャリティを有しているので、患者さんも多い。

 「国見部長は2011年4月に着任してきたばかりなのですが、腎臓、透析、総合内科の専門医を持っています。最近は糖尿病の患者さんが2割ぐらいを占めていますね。私どもは検診にも強みを持っていますので、検診から流れてくる患者さんも少なくありません。」

 

2. 第二内科

 第二内科では循環器疾患がメインである。現在は非常勤医師のみの在籍であるが、1日に50人から80人、月に1500人ほどの来院患者数を数える。心エコー、トレッドミル検査での患者さんも多い。

 「開業医の先生方からの紹介患者さんよりもリピーターの患者さんの方が多いですね。これからは紹介患者さんが増えることを期待しているところです。そのためには開業医の先生方との適切な連携が必要です。入院、加療のあとは開業医の先生方のところへきっちりお返しするという関係を徹底させていきたいと考えています。」

 

3. 外科

 消化器をメインとした一般外科に取り組んでいる。胃がん、大腸がんといった消化器がん、肛門疾患のほか、最近、力を入れているのが乳がんの集学的治療である。これは外来、手術、化学療法を一貫して行うもので、横浜逓信病院では2009年7月に化学療法室を設置した。
 手術に関しては、胆石は全て腹腔鏡を使用するなど、徐々に腹腔鏡の症例が増えてきたところだ。

 「集学的治療は患者さんからのニーズも多いですし、私どもとしても力を入れるべき分野だと認識しています。外科は津田寛副院長、小長谷一郎主任医長、竹下勇太郎医長と3人のスタッフがいますが、外科医として脂の乗り切った年齢ですので、充実した陣容になっています。」

 

4. 眼科

 中島佳子主任医長は白内障の手術を得意としており、2010年は290例もの症例数を数えた。2009年は240例であったので、大きく伸びている診療科であり、大瀨院長の期待も大きい。また、糖尿病網膜症、網膜裂孔に対するレーザー治療、眼底出血を精査する蛍光眼底造影検査のほか、一般診療も行うなど、幅広い症例を診ている。

 「白内障手術は技術的にはデイサージャリーも可能なのですが、私どもは高齢の患者さんが多いので、院内やご自宅での転倒事故などを避けるために入院していただいています。」

 

5. 内視鏡室

 内視鏡室は人間ドックを兼ね、水曜日以外の毎日、稼働している。最近では患者さんの方から「胃透視ではなく、内視鏡でダイレクトに診てください」という要望が高まり、従来のスペースでは足りなくなってきたため、拡充の予定である。

 「既に部屋も作り、機材も揃えました。先進的な診療のためには不可欠の部署ですね。また、私どもでは地域連携室を通じて、地域の開業医の先生方にも、活用(患者さまを紹介)していただけるよう働きかけています。」

2011.8.1.掲載 (C)LinkStaff

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