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患者さまのために、ご家族のために、そして地域のために。
代表的な診療科
1.整形外科(リハビリ科)
一般外傷、スポーツ外傷から腰痛、膝痛にいたる変性疾患まで、整形外科領域一般を幅広く、診療を行っています。年齢層も、小児から高齢者まで全年齢層に渡り、久留米、広川、八女地区の 第1次病院としての役割を果たしています。手術症例も、巻き爪、腫瘤摘出などの日帰り手術から、四肢の骨折手術、股関節、膝関節の人工関節置換術まで多岐に渡ります。
入院患者様には、リハビリ、社会福祉士との連携のもと、個々人の機能だけでなく、患者様のADL、QOLの向上を目指し、生活環境の調整など、全人的なフォローを行っています。
2.内科
地域に根ざす一般病院として、開業医の先生方や周囲の医療機関との連携をとりながら、日々、地域住民のみなさまが安心してかかれる内科診療を目指しております。一般の外来診療から、救急車搬入の受入れまで幅広く対応しております。
3.小児科
早期診断・的確な治療を行うため必要な検査を行います。(血液検査、各種迅速検査、レントゲン検査、超音波検査など)入院が必要な場合や詳しい検査が必要な場合は、2次・3次医療施設に速やかに御紹介いたします。
病院の特徴
姫野病院は140床の中小病院です。総合病院でもなく、また診療所でもありません。私たちはいつも、中途半端な大きさの病院の存在意義を考えてきました。
総合病院の良いところは言うまでもなく、診療科がなんでも揃っており、専門的かつ高度な医療が提供できることです。ただその弊害として、専門分化されているために、多数の疾患を持った高齢者などを診るのにはかなりの連携力が求められます。外来受診も各科をまわるので大変です。まるで操作に知識が要るパソコンのような存在です。
診療所は、気軽にいつでも受診できるのが売りですが、検査や治療が限られ、また原則入院設備がありません。まるで持ち運びができる携帯電話、iPhoneのような存在です。
そこで私たちは、その両者の「良いとこ取り」を追求してきました。外来受診は予約もなく気軽にできて、何かあればCTやMRIなどの検査もでき、いざとなれば入院医療も行える。院内には医療だけではなく、「介護」も提供する必要があるため介護福祉士を多数配置し、生活リハビリや病棟レクリエーションも行っています。さらには退院後の患者の生活を支えるために、訪問診療、通所リハ、デイサービス、訪問リハ、訪問看護ステーション、要介護者の緊急受診を無料サポートする「ナースカー」なども完備しました。また、呼吸器などの医療処置が継続的に必要でも看取りまで入所できる老人ホーム「姫野タワー棟」も併設し、患者様にとっては「在宅支援の総合デパート」といえる状態にしてきました。
姫野病院では、これらの総合デパートで、「主治医」として患者様の急性期から在宅期まで、病気や生活を含めた全体像を「総合的に診る」ことができます。
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