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「生命の尊厳が最大の使命」
医療法人社団青葉会 狭山神経内科病院
運営・経営方針
1.運営・経営方針
狭山神経内科病院は戸田中央医科グループに属している。戸田中央医科グループは埼玉県をはじめ、東京都、神奈川県、千葉県、静岡県下に27の病院と6つの老人保健施設のほか、特別養護老人ホーム、クリニック、健診センター、訪問看護ステーションなど、合計112カ所の関連事業所を展開している。医療、介護、保健、福祉を担うトータルヘルスケアネットワークを形成し、12000人以上の職員が働いている。その中で、狭山神経内科病院は安定した黒字経営を続けている。そのため、職員の福利厚生が充実し、24時間体制の院内保育室を完備するなど、働きやすい職場作りを進めている。
「当院は特殊な患者さんを対象とする専門病院であり、新たに赴任される医師によっては、既に完成した環境だと感じるかもしれません。しかし、医師が環境に合わせるのではなく、必要であれば自分達で病院をより良く変えていくという意識を持ってもらいたいです。当院は一般の病院とは性格が異なり、入院期間とか経営面での制約を現場の医師に要請するということはほとんどありません。採用薬品も約7割は先発品ですし、それ以外でも治療に必要であれば申請していただいて購入しています。内視鏡などの機材に関しても、来ていただく先生の専門性に合わせて、揃えてゆくことは可能です。」
2.地域連携
狭山神経内科病院では社会福祉相談室を設け、ソーシャルワーカーが患者さんの問題解決に当たっているほか、地域連携を重視した取り組みを行っている。
「近隣地域で療養される難病の患者さんのために、訪問リハビリテーションを行っています。この窓口も社会福祉相談室です。これからも地域連携を積極的に進めていきたいと考えています。戸田中央医科グループ共通の理念である『愛し愛される病院』を目指して、今後もこれまでの経験を活かし、地域の皆さんの幅広いニーズにお応えできるよう、地域に寄り添った病院づくりをしていきます。」
3.今後の展開
国が在宅医療を推し進めていることもあり、当院としても在宅への取り組みは意識しています。まずは訪問リハビリテーションからスタートしましたが、今後は訪問看護、在宅診療と広げていきます。専門性を活かしながら、様々な方面で貢献できればと考えています。
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