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いつでも安心してかかれる病院
病院の特色
1.内科
内科は急性期から慢性期までの総合的な診療、循環器系、呼吸器系、消化器系、内分泌・代謝系といった専門性を持った診療で構成されている。
また、循環器、高血圧、糖尿病、消化器、肛門、乳腺、老年内科、漢方、摂食嚥下外来などの専門外来も行っている。
「総合的な視点を持ちながら、ある程度の専門性を持っています。慢性疾患診療については病院の大きな柱ですね。また、高血圧、糖尿病、喘息などの患者会活動も活発です。2006年以降は高齢者医療の必要性を重大課題として取り組んでいます。生涯カルテを作り、患者さんを生涯、責任を持って診ていく方針での診療を行っています。」
2. 整形外科
外来診療が主体であり、手の日帰り手術を行っているほか、対象疾患は一般整形外科で、変形性膝関節症、腰部脊柱管狭窄症、肩腱板損傷の鑑別を重視した肩関節周囲炎、骨粗鬆症などがメインである。
地域連携パスにより、他院で手術した大腿骨頸部骨折の患者さんの術後リハビリを内科病棟入院で行っているほか、内科病棟の入院患者さんの腰痛、膝関節痛なども回診する。
「整形外科というより健康寿命をのばすための運動器科という観点から、外来診察で腰痛症や変形性膝関節症への運動療法を積極的に指導しています。2006年以降は内科に集中しようという意向があり、外科手術を中止していますし、整形外科も小手術のみに変更しています。その中で整形外科はツボ注射、マッケンジー法などに工夫しながら取り組んでいます。また、ロコモティブシンドロームの予防について、地域で啓蒙活動を行っています。」
3. 小児科
一般外来、アレルギー外来、乳幼児健診、予防接種などを行っている。
アレルギー外来では気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーを中心にガイドラインに沿った標準的な治療を行っている。
「お仕事帰りのご両親が連れてきやすいように、夜間16時から19時までの外来を行っている診療科です。当院は0歳から100歳超までかかれる病院、家族ぐるみでかかれる病院です。医療生協は子どもの頃からの健康づくり、家族ぐるみの健康づくり、さらに地域の健康づくりという中での小児科や小児の保健活動、良い食生活習慣づくり、子どもの未来づくりを目指して、無料定額診療を実施し、貧困連鎖の解消などを行っています。」
4. 腎・透析センター
主に維持期の患者さんの透析を行っている。
「透析の方は急性期疾患や長期合併症など、多くの問題を抱えることが少なくないのですが、各科での診療や、病状に合わせた各病棟での入院治療を行うなどの対応を行っています。食事、水分、時間などの多くのことに制約されている透析生活を安心して過ごしていただくために、患者さんだけでなく、ご家族とともに、定期的な医師、担当看護師との面談を行っています。また、その中で得た情報を活かし、患者さんの状態に合わせた、きめ細かい対応を心がけています。高齢の方の透析が多いので、最期のことも含めて相談しながらの透析医療を行っています。また、緩和ケアにも力を入れています。」
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