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医師求人の検索結果 323 件中 21-40 件を表示
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熊本県の医師転職状況 Q&A
- 大学医局の関連病院以外で、紹介できる求人はありますか。
- エリア、年収、病床規模などの希望条件を柔軟に考慮いただけるほど、提供できる求人の選択肢も広がります。特に回復期や慢性期、在宅診療などを選択肢に含めていただくと、選ぶ余地が多くなります。さらに、求人が公に出されていない医療機関においても、先生方の経験やスキルに応じて、コンサルタントが病院と協議し、新しい求人を生み出すことが可能な場合もあります。医師の方々にとって最適な選択肢を見つけるために、ぜひコンサルタントとご相談ください。
- 転職したいどれくらい前から転職活動を始めればいいのでしょうか。
- 一般的に、医師の転職活動は通常3~6か月ほどの期間を要すると言われていますが、内定までの時間は状況やタイミングによって異なります。したがって、転職希望のタイミングが具体的に決まっている場合でも、一般的な期間にこだわるのではなく、できるだけ早めに転職活動をスタートさせることが重要です。
- 転職支援コンサルタントから提示された求人には、絶対に応募しなければならないのでしょうか。
- そのような心配は不要ですので、安心してご利用いただけます。コンサルタントはあなたの希望や関心に合った求人を提案し、最終的な選択はあなた自身で行うことができます。コンサルタントは応募や入職を強制することは絶対にありません。
- 熊本県には、医療機関として214病院(一般病院176、精神科病院38)、1,463クリニック(有床クリニック309)が存在します。人口10万人あたりの施設数では、病院が全国7位(12.2施設)、クリニックが全国23位(83.3施設)。2018年の医師数は5,091人で、女性医師の割合が18.4%と年々増加しており、人口10万人当たりの医師数は289.8人です。二次保健医療圏は10エリアに分かれており、2025年の必要病床数は厚生労働省令に基づいて2万1,024床と算定されており、病床機能別割合は高度急性期1,875床、急性期6,007床、回復期7,050床、慢性期6,092床です。県独自の推計では2万4,412床、2万8,358床、2万9,837床の3通りを示しています。2016年の熊本地震では医療施設の大半が被害を受けたため、医療体制の復興に注力しています。医育機関としては熊本大学医学部があります。(出典:2018年医療施設(動態)調査、熊本県保健医療計画、熊本県医師確保計画)
- 熊本県の掲載中求人からみる年収
- 熊本県の医師の平均年収は1389万6600円で、労働者数は157人、平均年齢は50.1歳、勤続年数は9.3年です。この年収の内訳は、「定期的に支払われる給与」(基本給+残業代)が1261万5600円、「年間のボーナスやその他の特別給与」が128万1000円となっています。全国の医師平均年収は1378万2900円で、「定期的に支払われる給与」が1260万4800円、「年間のボーナスやその他の特別給与」が117万8100円です。熊本県では小児科や産婦人科などの医師不足が顕著で、高い給与を提示する求人としては、産婦人科で年収1900万円以上、小児科で年収1300万円以上があります。また、呼吸器内科、腎臓内科、循環器内科や在宅医療を担う医師の募集でも年収1900万円以上の条件が提示されています。(出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」)
- 20~30代の医師の状況
熊本県の転職環境


- 熊本県の20~30代の医師数は1226人となっています。そのうち、病院で働いているのは1169人で、診療所で働いているのは57人です。20~30代の医師は全体の23.8%を占めており、全国平均(30.2%)を大幅に下回っています。熊本県は「くまもと子ども・子育てプラン」を策定し、教育・保育など子育て支援に力を入れています。また、教育環境も整っており、熊本高校、濟々黌高校などの公立高校が高い評価を受けています。私立の真和高校も知名度が高いです。熊本大学医学部は地域枠を設けており、県にゆかりのある受験生を積極的に受け入れています。(出典:厚生労働省「令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計」)
- シニア医師の状況
- 熊本県の65歳以上の医師数は1201人となっています。そのうち、病院での勤務が554人であり、診療所での勤務が647人です。全体の医師のうち、65歳以上の医師が占める比率は23.3%で、これは全国平均(18.1%)を大きく上回っています。熊本県の医師の平均年齢は52.8歳であり、高齢化が進行していることがわかります。熊本県では、熊本県ドクターバンクを通じて、定年を迎える勤務医の再就職支援や勤務医の転職支援を積極的に行っており、希望に合った県内の公的医療機関での就職をサポートしています。(出典:厚生労働省「令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計」)

- ■熊本県概要
熊本県は、2015年時点で約178万6000人の総人口を抱えていましたが、2040年には約151万2000人まで減少すると予測されています。一方で、75歳以上の高齢者人口は2015年の27万5000人から2025年にかけて32万3000人へと増加し、2040年には34万4000人に達する見込みです。熊本県は都市部を除いて過疎化が進行しており、高齢化率も30%台後半と高い地域が存在します。(出典:日本医師会総合政策研究機構「地域の医療提供体制の現状(2020年)」)
■医療の現状(全国の平均的な水準との比較から)
熊本県の一人当たり医療費(国保)は40万3000円で、介護給付費も28万9000円と、どちらも平均を上回る水準です。入院医療においては急性期と慢性期の両方が充実しており、看護師の数も十分な状態です。ただし、医師の総数は平均的であり、一般病床数や療養病床数、回復期病床数が多く、全身麻酔の件数もやや多い傾向があります。(出典:日本医師会総合政策研究機構「地域の医療提供体制の現状(2020年)」)
■医療を支える施策
熊本県は、医師の地域偏在を解消し、地域医療をサポートするために積極的な取り組みを行っています。熊本県ドクターバンクなどを通じて、地域の実情に合わせて医師を配置し、地域の医療を支えています。さらに、「熊本県地域医療連携ネットワーク」を構築し、各地域での医療機関との連携を強化し、支援体制を整備しています。また、災害医療体制の充実にも力を入れており、全ての病院が広域災害・救急医療情報システム(EMIS)に登録し、災害時の対応を強化しています。在宅医療にも取り組み、通院が難しい患者へのサポートを充実させ、訪問看護ステーションの体制を強化しています。さらに、認知症の早期発見や診療体制の充実を図り、医療と介護の連携を強化する「認知症疾患医療センター」を県内の複数の医療機関に設置しています。(出典:日本医師会総合政策研究機構「地域の医療提供体制の現状(2020年)」)
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