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医師求人の検索結果 78 件中 21-40 件を表示
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高知県の医師転職状況 Q&A
- これまでは都市部で働いていましたが、地元に帰ることを考えています。Uターン転職の需要はありますか。
- 都市部から離れた地域の病院は、医師が確保できず困っていることも珍しくありません。特に地元にゆかりのある先生は、医療機関から「長く働いていただきたい」と歓迎されやすい傾向があります。現在は求人が出ていなくても、実はニーズがあるという場合もございます。情報収集の段階でも、ぜひコンサルタントにご相談ください。
- ある程度の専門性を維持しながら転職したい。大学医局の関連病院以外で、応募できる求人はありますか。
- 地域の選択肢を広げ、近隣の地域も検討いただくことで、ご希望に合った求人を見つけやすくなるでしょう。求人が見つからない場合、最初は条件を広く設定し、優先順位を決めながら検討することがおすすめです。コンサルタントにもぜひご相談いただき、最適な選択肢を探していきましょう。
- 転職支援コンサルタントから提示された求人には、絶対に応募しなければならないのでしょうか。
- そのような心配は不要ですので、安心してご利用いただけます。コンサルタントはあなたの希望や関心に合った求人を提案し、最終的な選択はあなた自身で行うことができます。コンサルタントは応募や入職を強制することは絶対にありません。
- 高知県は、高齢者向け医療に特化し、「日本一の健康長寿県構想」を推進しています。2015年時点での県内高齢者の割合は32.8%で、全国平均26.6%を上回り、全国で第2位です。県内の医療機関は、126の病院(一般115、精神科11)と560のクリニック(有床77)から成り、人口10万人あたりの病院数は全国第1位の17.8施設、クリニック数は全国28位の79.3施設です。医師の数は増加しており、2018年の医師総数は2,237人、人口10万人当たりでは全国第3位の316.9人です。高知県の二次保健医療圏は中央、安芸、高幡、幡多の4エリアに分けられています。2025年に必要とされる病床数は11,252床で、機能別には高度急性期840床、急性期2,860床、回復期3,286床、慢性期4,266床です。医育機関として高知大学医学部が存在します。(出典:2018年医療施設(動態)調査、高知県保険医療計画、高知県医師確保計画)
- 高知県の掲載中求人からみる年収
- 高知県の医師の平均年収は1736万5300円で、労働者数は131人、平均年齢は54.8歳、勤続年数は13.7年です。この年収の内訳は、「定期的に支払われる給与」(基本給+残業代)が1686万円、「年間のボーナスやその他の特別給与」が50万5300円となっています。全国の医師平均年収は1378万2900円で、「定期的に支払われる給与」が1260万4800円、「年間のボーナスやその他の特別給与」が117万8100円です。高知県では内科、整形外科、外科、精神科などの医師の募集が多く、年収1400万円以上の条件を提示する求人もあります。(出典:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」)
- 20~30代の医師の状況
高知県の転職環境


- 高知県の20~30代の医師数は587人となっています。その内訳は、病院勤務が573人、診療所勤務が14人です。20~30代の医師が全体に占める比率は26.4%で、全国平均(30.2%)を下回る数字となっています。高知県の教育環境には、私立高校が優勢で、土佐高校や土佐塾高校、高知学芸高校などがその中でも注目されています。また、公立の高知追手前高校も地域で知名度が高い学校の1つです。高知大学医学部医学科は地域枠を設けており、川崎医科大学(岡山県)は中国・四国地域枠を活用して、県にゆかりのある受験生を受け入れています。(出典:厚生労働省「令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計」)
- シニア医師の状況
- 高知県の65歳以上の医師数は471人となっています。その内訳は、病院勤務が256人、診療所勤務が215人です。高知県における65歳以上の医師の比率は21.1%で、全国平均(18.1%)を上回っています。高知県の医師の平均年齢は52.1歳で、シニア医師が多く活躍していることが特徴です。なお、このデータは四国地方の他の3県と比較して、高知県のシニア医師が病院での勤務に多く従事していることを示しています。(出典:厚生労働省「令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計」)

- ■高知県概要
高知県の総人口(2015年)は約72万8000人で、2040年には53万6000人へと減少が予測されています。一方、75歳以上の人口は2015年には12万5000人でしたが、2025年までには14万7000人へと増加し、その後は減少すると予想されています(2040年には13万6000人程度)。高知県は四国地方に位置し、美しい海岸線や清流、緑深い山々など自然に恵まれた場所です。また、地理的には岡山県と瀬戸大橋で結ばれており、温暖な気候と独自の文化が魅力です。高知県は自由な気風を持つ県民気質で知られ、移住を促進する取り組みや県外からの医師誘致など、さまざまな努力を行っています。(出典:日本医師会総合政策研究機構「地域の医療提供体制の現状(2020年)」)
■医療の現状(全国の平均的な水準との比較から)
高知県の一人当たり医療費(国保)は41万5000円と高水準で、介護給付費も26万8000円と平均を上回っています。入院医療は急性期から慢性期にかけて充実しており、病床数や医療従事者数も豊富です。特に看護師や療法士の数は優れています。ただし、全身麻酔数や診療所数については全国平均水準と言えるでしょう。(出典:日本医師会総合政策研究機構「地域の医療提供体制の現状(2020年)」)
■医療を支える施策
高知県は全国でトップクラスの人口10万人当たりの病院数を誇りますが、高知市および周辺地域に集中しており、中山間地域との格差が存在しています。この問題を解決するための一つの取り組みが、へき地医療情報ネットワークの整備です。へき地で働く医師が、専門医に症例や治療方針について相談できるよう、病院間で情報共有が行われています。医師確保に関しては、地域枠医学生の奨学金支援や産科・小児科医への処遇改善などの取り組みに加え、県外からの医師を誘致する積極的なアプローチも行っています。例えば、「高知の医療見学ツアー」として、本人と家族に旅費をサポートするなど、充実したサポートが提供されています。
地域事情