ドクター転職ショートストーリー

企業医師への転職を決意

2003年07月01日 コンサルタントS

40歳代前半・国立大学出身の循環器内科を専門とする男性医師。現在は医局派遣で都内の大学病院に勤務している。心臓カテーテル検査・PTCAの豊富な症例を持つが、残業の多さ・月8回程度の当直勤務をこなす生活が続き、体力的な限界から転職を考えている。現在の年収は1200万円程度。民間病院で同程度の勤務を行えば、プラス100~200万円は見込めそうな医師である。
転職に当たっての希望は、休日の確保、当直・オンコールのない勤務で外来のみのクリニックを想定されていた。しかしながら、希望勤務地付近のクリニックでは生き残りをかけた夜間外来などの対応が進み、予想以上に休日が確保できない。
そこで紹介したのが一部上場企業の健康管理室である。工場内の診察室での勤務や従業員の健診などを行う産業医としての勤務である。専門が内科系であることに加え、認定産業医を取得していたことで企業側は歓迎の意向。ゆとりある休日休暇規定、17時までの勤務で残業なしという今回の希望を満たし、尚且つ年収1400万円の提示に転職を決意。
現在は健康管理室 室長として、仕事にプライベートに充実した毎日を送っているとのことであった。

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